約 5,264,038 件
https://w.atwiki.jp/nmh2/pages/13.html
JOB MISSION 01 JOB MISSION 02 JOB MISSION 03 JOB MISSION 04 JOB MISSION 05 JOB MISSION 06 JOB MISSION 07 JOB MISSION 08 JOB MISSION 01 バグ・アウト JOB MISSION 02 レイ・ザ・パイプ JOB MISSION 03 ココナッツ・グラバー JOB MISSION 04 ピザ・ウィズ・ア・ベンジェンス JOB MISSION 05 マン・ザ・ミート JOB MISSION 06 タイル・イン・スタイル JOB MISSION 07 ゲッティング・トラッシュト JOB MISSION 08 スティング・ソー・グッド
https://w.atwiki.jp/sonyyoutube/pages/56.html
2009May 1 Support SONYYOUTUBE download downloader ダウンロード 保存 SONYYOUTUBE flotrack.org, free-reality-vids.com, free-sexy-clips.net, fuckzone.info, fullporn.tv, funny-games.biz, gamestar.de, gavie.net, gaywatch.com, giggitygames.com, girlgaze.com, gogoanime.com, gvsmedia.com, hawt.net, hiphopdx.com, hmporn.com, home-video-tube.com, jeansvids.com, jennastube.com, jpopasia.com, ishareporn.com, justuseme.com, killertube.com, lauraloveskatrina.com, live-porn.tv, lobstertube.com, lolastube.com, madtubes.com, magicmothers.com, maturetabootube.com, muffia.com, mushroomtube.com, muu.be, mytopclip.com, narod.tv, naughtyamerica.com, nikkistube.com, nudenavigator.com, onebilliongalleries.com, openv.com, download downloader ダウンロード 保存 2009Febrary2 2009Febrary1 2009january 2008december 2008november 2008october 2008september 2008august 2008july 2008june 2008may 2008april sonyyoutube hatubaibi
https://w.atwiki.jp/lanze_eins/pages/33.html
BRIEFING 我が方と敵の戦力は、除々に拮抗しつつあり、状況も膠着状態となっている。 敵側にも目立った行動は見えないが、依然として自治管轄境界の各地にて小規模な戦闘が続いている。 貴機にはその中の1つに向かってもらいたい。 戦闘規模こそ大したものではないと予想されるが、突破されれば、それを足がかりに主力部隊が押し寄せてくるともかぎらない。 十分に心してくれ。 初めてラーテイルと対峙するミッション。 通常の敵部隊はいつも通り殲滅していけばきっと大丈夫。 このミッションのラーテイルは本調子ではないのでミサイルもあまり撃ってこない。 しっかりラーテイルの攻撃は回避して、ミサイルを当てて削る。 あちらが格闘形態なら、ブレードを当てに行ってみても良いかもしれない。 テキストはMISSION 05 TEXTへ 敵編成 WAVE 敵 WAVE 01 浮遊兵器×4 WAVE 02 戦車×3 戦闘機×3 WAVE 03 ホバークラフト×1 浮遊兵器×3 戦闘機×2 WAVE 04 戦車×2 浮遊兵器×2 戦闘機×2 攻撃機×2 WAVE 05 戦車×3 ホバークラフト×1 攻撃機×2 WAVE 06 浮遊兵器×3 戦闘機×1 攻撃機×2 WAVE 07 ラーテイル 更新データ適用前も同様の編成。 報酬 ランク毎報酬 ランク 報酬 SS cr S cr A cr B cr C cr D cr E cr ゲーム内で確認した値を記録。 報酬 ランク 被弾量 時間 16960cr SS 0% 5 07 12720cr A 31% 4 05 8480cr E 89% 6 43 更新データ適用前 報酬 ランク 被弾量 時間 16960cr SS 9% 3 49 16960cr SS 6% 3 43 16960cr SS 12% 5 03 13779cr S 28% 4 42 12720cr A 37% 4 39 10600cr C 52% 4 45
https://w.atwiki.jp/lanze_eins/pages/50.html
BRIEFING 先日の作戦の成功によって、ノルト・リヒトは混乱状態にある。 このエリア(の)確保も時間の問題だ。 ここを我らの管轄領域とする事が出来れば、ノルト・リヒトとの戦闘終結も時間の問題となるだろう。 君たちの活躍に期待する。 再びラーテイルと対峙する。 通常の敵もラーテイルも、特に注意する事はない。 テキストはMISSION 11 TEXTへ 敵編成 WAVE 敵 WAVE 01 戦闘機×3 攻撃機×3 高速戦闘機×2 WAVE 02 ホバークラフト×2 浮遊兵器×3 中型艦(航空)×1 WAVE 03 ホバークラフト×3 浮遊兵器×2 高速戦闘機×3 WAVE 04 ホバークラフト×2 攻撃機×2 強化中型艦(航空)×1 WAVE 05 浮遊兵器×2 戦闘機×2 高速戦闘機×1 空中固定砲台×3 WAVE 06 強化中型艦(地上)×1 高速戦闘機×2 中型艦(航空)×1 WAVE 07 ラーテイル 更新データ適用前も同様の敵編成。 報酬 ランク毎報酬 ランク 報酬 SS cr S cr A cr B cr C cr D cr E cr ゲーム内で確認した値を記録。 報酬 ランク 被弾量 時間 24480cr SS 6% 5 33 19890cr S 28% 8 42 更新データ適用前 報酬 ランク 被弾量 時間 24480cr SS 9% 4 16 19890cr S 21% 6 25 18360cr A 34% 4 50 18360cr A 38% 7 49 15300cr C 57% 5 38 13770cr D 69% 5 42
https://w.atwiki.jp/ddevils_kiss/
このwikiはgraphiteが提供する堕天系男子Devil s kissの非公式wikiです。 【公式】:http //g-dd.jp/dd/index.php 【公式問い合わせ】:http //g-dd.jp/dd/inquiry.php 【公式Twitter】:https //twitter.com/Devilskiss_info イベント一覧 イベント名 開始日時 終了予定 くまねこランドからこんにちは 12月13日 12月20日 メンテナンス&アップデート情報 【12月19日】メンテナンスのお知らせ メンテナンス予定日時:12月19日 AM4 00 ~ AM6 00 まで【終了済】 メンテ内容:終了済 ※当wikiは非公式の攻略wikiです。情報の妥当性や正確性について保証するものではなく、一切の責任を負いかねます。 ※当wikiを利用することによって生じるいかなる損害も当サイトでは補償致しません。 ※ご利用につきましては自己責任となりますのでご注意ください。 ※また、当wikiおよびwiki管理人は堕天系男子Devil s kiss運営様とは一切関係がありません。wiki管理人にエラーなどについて問い合わせないようお願いします。 ゲームに関する問い合わせに関してはこちらから
https://w.atwiki.jp/dcinter/pages/19.html
Mission 11~20 Mission 11~20Mission11「コレクターズマインド」 Mission12「ボンバーヴィンセント」 Mission13「ゲヘナズレイン」 Mission14「グラップラーヴィンセント」 Mission15「赤と青」 Mission16「暗黒下水道」 Mission17「黄泉からの刺客」 Mission18「無限砂漠」 Mission19「ゴーストルーム」 Mission20「ディープタワー」 Mission11「コレクターズマインド」 勝利条件 制限時間内にメダルを回収せよ! 敗北条件 戦闘不能、制限時間オーバー 制限時間 5分以内 解説 周囲に散らばったメダルを制限時間内に回収せよ!慎重に行動すれば、敵ソルジャーに気付かれず先制攻撃できるだろう。 攻略 オンラインβ時代からあるミッションの改変版。今回はヴィンセントで。 スタート付近に「ポーション」 階段登って上へ通路を進み階段を降りる 階段降りて途中の2階通路「C-8」にメダル 階段降りて外に出る 外の階段昇り「B-5」にメダル 降りてすぐの建物2階「E-5」にメダル 建物を出て「H-5」付近の階段から上へ 階段上の建物の裏へ回り箱を昇り「I-4」にメダル 建物に入り上へ。最上階の窓から外に出て左へ行き突き当たり「E-3」にメダル 後ろへ戻り道をさらに進み突き当りから教会の2階へ入り「M-7」にメダル そこから下に下りた「M-8」にメダル 教会の外に出て右へ進み正面「J-5」空中にメダル 教会入口のほうへ戻り今度は反対方向の裏側「N-9」にメダル 教会の中に戻り奥の裏口から外に出て梯子を上り2階へ そのまま直進し奥の裏口から外に出て梯子を上り屋上へ。屋上「K-8」にメダル 屋上から降りて2階「L-9」から外に出る。途中「I-13」から下に落ちて「I-12」でメダル 梯子を上り元の道へ戻り先へ進み突き当たり「D-13」にメダル すぐ近くの建物に入り下へ。出口から外に出て「D-11」にメダル(このとき敵を追いかけて下に落ちないように注意) 下へ降りて家の裏「G-13」にメダル、教会方向に進み「J-13」にメダル カプセル 「D-5」塔の上にイエローカプセル。 Mission12「ボンバーヴィンセント」 勝利条件 浮遊機雷を100体倒せ! 敗北条件 戦闘不能 制限時間 なし 解説 浮遊機雷を100体倒せ!ただし遺壁から落ちないように気を付けろ。地雷で爆死することになるぞ。 攻略 開始位置で15体ほど倒したあと、「H-9」あたりに移動してマシンガンで迎え撃てば楽にクリアできると思います。 カプセル 「D-5」足元にレッドカプセル Mission13「ゲヘナズレイン」 勝利条件 メダルを回収せよ! 敗北条件 戦闘不能 制限時間 なし 解説 敵の猛攻をかいくぐり、周辺に散らばったメダルを回収せよ! 攻略 基本的に敵の場所を覚えて撃たれる前に遠くからヘッドショットで狙撃していくと良いでしょう。とくに前半は弾数不足に陥るので確実に1発で。「ツイン・セントリー」(両手にマシンガンのある機械)は一発で倒さないと動き出して厄介なので真ん中の青いところを狙う。 カードキー入手後「H-6」で仕掛けを解除して上へ。スタート付近の梯子を上ると「K-13」に「エリク茶」(エリクサー+フェニックスの尾の効果)があるので取っておくと楽になります。ソルジャー3RDを倒すと弾薬やアイテムを落とす。 「H-14」のデュアルホーンの部屋にメダルが3つある。デュアルホーンの弱点である腹を狙いやすいのでバリケードの外から倒す。もし弾薬がなくて倒せなくても、飛び跳ねながら左右のメダルを取り、デュアルホーンが動き出した隙をついて真ん中を取るようにすれば問題ない。ただし、この場合、一度入って外に出ると再度部屋に戻るのは厳しいので一気に3つ取る覚悟で。 カプセル 「J-4」アーチ状の谷の上にイエローカプセル 「J-13」空中にレッドカプセル。2段ジャンプ格闘で。 Mission14「グラップラーヴィンセント」 勝利条件 格闘で敵を100体倒せ! 敗北条件 戦闘不能 制限時間 なし 解説 格闘攻撃のみで、敵を100体倒せ! 攻略 おすすめ装備はパワークロス。ガーゴイルを倒すとハイポーション、HMソルジャーSを倒すとエクスポーション、サボテンダーを倒すとカードキーをドロップします。常に敵を視界に入れながら倒していきさえすれば楽にクリアできるでしょう。サボテンダーを倒すほうが難関。 カプセル 「K-11」にレッドカプセル。カードキーを入手後の白電磁バリケードを解除して格闘で破壊。 Mission15「赤と青」 勝利条件 朱のロッソと蒼きアスールを倒せ! 敗北条件 戦闘不能 制限時間 なし 解説 蒼きアスール、朱のロッソ、2人のツヴィエートを倒せ! 攻略 1体ずつ落ち着いて倒せば問題ないと思います。 カプセル 「G-12」にレッドカプセルが浮いている。格闘で破壊。 Mission16「暗黒下水道」 勝利条件 制限時間内にメダルを奪取せよ! 敗北条件 戦闘不能 制限時間 15分以内 解説 制限時間内に、ヘビーマウントソルジャーからメダルを奪取せよ! 攻略 HMソルジャーを追っていく。最初は「G-3」あたりにいます。 蜂の巣にされないように狙撃やドラム缶で敵を殲滅もしくは回り道で避けていきます。 「D-8」に出てくるブラックウィドーは、脇道へそれて後ろに回りこんで倒すと楽です。 「F-13」ソルジャー4体を倒し、その先「G-13」にカードキー。 「I-11」の白電磁バリケードをカードキーで解除し「J-7」を目指します。 「J-7」でHMソルジャーを1度倒したら、復活するので油断しないように注意。 カプセル 「K-4」にレッドカプセル。ゴール地点となる場所の近く。 Mission17「黄泉からの刺客」 勝利条件 制限時間内に脱出せよ! 敗北条件 戦闘不能 制限時間 3分以内 解説 銃弾の効かない敵に襲われた。制限時間内に通路を塞ぐ障害物を破壊し、地下施設を脱出せよ! 攻略 敵は一切無視して、箱を射撃で破壊しながら先へ進みましょう。 カプセル 「G-15」柵の先にグリーンカプセル。途中の魔晄ポイントなどでMPを補給。 Mission18「無限砂漠」 勝利条件 制限時間内に目的地を目指せ! 敗北条件 戦闘不能、制限時間オーバー 制限時間 15分以内 解説 強力な武器を持つスナイパー部隊を撃破し、制限時間内に目的地を目指せ!砂漠に仕掛けられた地雷には注意せよ。 攻略 赤箱で難易度低下ミッションその2。 敵スナイパーの狙撃に当たると大ダメージなので攻撃をくらう前に、こちらから狙撃して倒します。また、ところどころに地雷があるので無闇にダッシュしてると死にます。地雷が出現すると音がなるので少し離れて地雷を撃って破壊しましょう。 「L-11」に「フェニックスの尾」があるので取っておくとよいでしょう。 まず「G-8」でカードキーをGET。途中地雷やサボテンダーやサハギンなどいろいろ出てきます。 中間の白電磁バリケードを解除後「J/K-3」でカードキーをGET。ゴールを目指します。中央突破すると地雷の嵐なので山沿いに行ったほうが少しは楽かも。 カプセル スタート位置から正面に見える塔の上のほうに箱とドラム缶があるので箱を狙撃すると「F-8」にあるホワイトカプセルが破壊され「ゴーストルーム」が選択可能になります。「ゴーストルーム」クリア後「L-7」でサボテンダーを倒すと赤箱から「地雷探知機」が入手できます。 Mission19「ゴーストルーム」 勝利条件 ソルジャーの亡霊を倒せ! 敗北条件 戦闘不能 制限時間 なし 解説 屋敷に出没するソルジャーの亡霊を倒せ! 攻略 雑魚に気をつけつつ、亡霊ソルジャーを捉えた瞬間に撃ち込んでやってください。 カプセル なし。 Mission20「ディープタワー」 勝利条件 ヘビーマウントソルジャーBを倒し、タワーを攻略せよ! 敗北条件 戦闘不能 制限時間 なし 解説 タワー内に出現するヘビーマウントソルジャーBを倒し、カードキーを奪回しながらタワーを攻略せよ! 攻略 HMソルジャーBを100体倒すミッションです。全部の武器にロングバレル系をつけておくと良いでしょう。敵のミサイルの弾道に気をつけつつ動き回りながら地道に1体ずつ攻撃していくだけです。 カプセル 「K-8」にイエローカプセル。宙に浮いてる(3~4階あたり)
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/1166.html
魔法少女リリカルなのは Strikers May Cry 第十四話「Devil Strikers(前編)」 「ママー! おにいちゃーん!」 「ヴィヴィオ!」 青い空の下で母子が再び引き裂かれる、闇の剣士はその理不尽に心に宿った炎をさらに熱く滾らせた。 古代ベルカ文明の残した最強の戦船”聖王のゆりかご“その上に立つのは神に背き悪魔に魅入られた暗黒の司祭アーカム、ヴィヴィオを奪った彼をバージル達は魔力を高めて戦闘態勢をとる。 「アクセル…」 「刃似て、血に染めよ。穿て…」 ヴィヴィオを奪ったアーカムになのはとはやてが射撃魔法の呪文を紡ぎながらバージルは無言で射撃魔法の照準を合わせる。 「シューター!」 「ブラッディダガー!」 言葉と共にアクセルシューター・ブラッディダガー・幻影剣がアーカムの脳天めがけて飛び交う、非殺傷設定において一撃で昏倒させれば後はヴィヴィオを拾い上げるだけだったがその猛攻は強固な防御障壁で防がれた。 「警告無しで攻撃とは穏やかじゃないな」 アーカムは涼しい顔でなのは達の攻撃を防ぎ、手にしたヴィヴィオをバインドで宙に固定した。 「子供さらうハゲに容赦するほど甘くないだけや!」 余裕の表情のアーカムにはやてが吼える、ヴィヴィオを奪われ怒の炎を燃やすが今までの消耗になのはとはやては顔を歪める、そしておもむろにアーカムがその口を開いた。 「バージル、また私と手を組まないかね? このまま順調に行けばミッドチルダはじき私の手に落ちる。別にその人間達に肩入れする義理はないだろう?」 「断る、俺は貴様が気に入らんのでな」 「そうかね…しかし随分と変わってしまったのだなバージル」 「何?」 「かつての君は鋭く冷たい抜き身の刀身のような目だったが…今の君の目はまるで優しい人間のようだ」 「勝手な事を…」 バージルはアーカムの言葉に幻影剣を展開しフォースエッジ・フェイクを構えて答える、なのはとはやてもデバイスを手に身構えてアーカムを見据える、その時はやてが念話を展開した。 (バージルさん。この腹立つハゲって知り合いなん? なんか情報あったら教えて!) (以前の世界で少々手を組んだ男だ、名はアーカム。以前はこれほどの力は無かったが、この世界で何か力を手に入れているようだな…現在の実力は未知数だ) (それでも3人で戦えばなんとか…) (却下だ高町) (えっ!?) (お前は今までの消耗が激しすぎる。そこの木偶を持って離脱しろ) (でも! でもそんな…) (こんな所でお前が死んだらあの娘はどうなる? 俺が必ず助ける、お前は引け) (分かりました…) (八神! 俺が隙を作る、融合しろ。この男の性格から考えればまだ何か小細工を打ってくる可能性が高い) (了解や! 全力でいてこましたる! 行くよリィン!!) (はいです! 幼女をさらうようなロリペド野郎には全力全壊です!!) 次の瞬間バージルは空間転移でアーカムの周囲に幻影剣を展開しその頭部に向けて射出、その隙になのははバインドで簀巻きになったクアットロを連れて離脱、はやてはリィンと融合し戦闘準備を整える。 「行くぞ八神」 「準備完了や。行くでオッサン! 今日のはやてちゃんは優しくないから覚悟しいや!!」 アーカムはこの幻影剣の攻撃を軽く防ぎ、戦闘準備を整えた二人に余裕の顔を崩さぬまま周囲に大型の魔法陣を展開した。 「君達ほどの強さなら普通の悪魔では物足りないだろう? 特別に上位の悪魔でお相手しよう」 その言葉と共に強大な魔力を纏った3体の悪魔が現れた、その圧倒的なプレッシャーにはやては背筋に寒いもの感じる。 溶岩の如き灼熱の体液が身体に流れサソリのような尾針を持つ巨大な蜘蛛型悪魔“ファントム”、幾つもの顔が集まった頭部に赤い雷光を全身から放つ大鷲の悪魔“グリフォン”、骸骨のような顔と身体に黒き炎の魔力を燃やす剣持つ隻眼の悪魔“ボルヴェルク”。 魔界の中でも最高位に属する3体がさらに中・低級の悪魔やガジェットを引き連れてバージルとはやての前に姿を見せる。 「彼らは呼び出しが出来ても従える事が不可能な程の上位悪魔でね…しかしスパーダの血族が相手なら喜んで殺してくれるだろう」 「こんな美少女と美男子にゴツイ敵出して…趣味悪すぎや、あんた地獄行き決定やな」 はやての言葉が終わるや否や一斉に襲い掛かる敵の軍勢、ガジェットの射撃攻撃に加えてファントムが口から巨大な火炎弾を吐き宙を舞うグリフォンが雨のように雷撃を落とす、二人は防御障壁の構築と同時に側方に回避、射撃魔法でこれに応戦する。 ガジェットと低級悪魔ヘル・プライドの群れを遠距離攻撃で散らす二人に死神の姿の悪魔ヘル・ヴァンガードと両手に鎌を持つ“デス・サイズ”らが接近、死を与えんと手の鎌を次々に振りかぶる。 「シュヴァルツェ・ヴィルクング!!」 声と共に高魔力を込められたはやての両の拳が鎌もろとも数体のヘル・ヴァンガードの身体を四散させた、バージルも幻影剣を円周展開しながら閻魔刀とフォースエッジ・フェイクの刃でデス・サイズ以下数体を斬り裂き滅ぼす。 「邪魔だああ! 人間!!」 その時、人外の低さを持つ声と共に上空からグリフォンが雷撃を纏ってその巨体を躍らせ鋭い鉤爪をはやて目掛けて急降下を仕掛けてきた、回避の間に合わないはやてをバージルが高速転移魔法で接近し彼女を抱えてその攻撃を避ける。 「大丈夫か八神」 「私は大丈夫です。それよりバージルさんの方が…」 バージルははやてを助ける際にその身で彼女を守り背中をグリフォンの爪で大きく切り裂かれていた、傷からは止めどなく血が溢れ彼の青い服をどす黒く染める。 しかしはやてがバージルの傷を心配する暇も無く、燃え盛る体液を滾らせながら蜘蛛型の最上位悪魔ファントムが接近、二人を穿とうと巨大な前脚とサソリのようなその鋭い尾針で刺突の一撃を見舞う。 はやてが防御障壁でそれを防ぎ軋む障壁に顔を歪める、バージルはファントムの頭上に転移し兜割りを見舞おうと両手の白刃を振りかぶる、しかしその彼の身体をグリフォンの吐き出した赤い雷撃が襲う。 「バージルさん!! こうなったら…バリアバーストッ!!!」 はやては防御障壁を意図的に指向性炸裂させ眼前のファントムから距離をとり雷撃に吹き飛ばされたバージルに駆け寄る。 「大丈夫ですか!? こうなったらデアボリックエミッションかラグナロクで一掃して…」 「却下だ八神、お前の高威力の攻撃では魔力消費も隙も大きすぎる、不発に終われば一瞬で殺されるぞ。それにこの距離の大威力魔法ではその余波であの娘が危ない」 「そんなら一体ずつ各個撃破かいな…きつすぎやな」 バージルとはやては傷ついた身体で背を合わせて敵を一瞥する、二人を前後から挟み込むようにファントムとグリフォンがにじり寄り他の悪魔やガジェットも二人の周囲を囲み込む。 「さ~そろそろ死んじゃう時間だよ~ん♪ ヴィヴィオちゃんの前で派手におっ死んでね~」 いつの間にかその姿を黒い道化ジェスターに変えたアーカムが二人の危機を喜び耳障りな笑い声を上げる。 (融合してなんとか保っているが八神も消耗している。こうなったら“魔人化”で一気に叩くか? しかし俺と八神達の攻撃を軽く防いだアーカムの防御力を考えれば温存しておきたいのだが…) 迫る敵の脅威にバージルが自身の最高の切り札を出す算段を考えた時、遠方にてゆりかごに近づく影が呪文の言の葉を紡いだ。 三つ首の竜の上に立った一人の少女が静かに、だが強い意志を込めて呪文を唱える。 「我が求めるは極寒の凍気、氷結の獄犬よ、その凍て付く息吹きを我が竜に宿せ! フリージング・ブレス!!!」 その言葉と共に空を駆ける三つ首の氷竜フリードリッヒが高出力の魔力と凍気で形成された氷塊を撃ち出し灼熱の大蜘蛛ファントムの巨大な身体を凍りつかせた。 目の前で悪魔の中でも最上位に属するファントムが動きを封じられた事にグリフォンは声こそ上げなかったが大きな驚愕を覚える、その刹那上空を通り過ぎたヘリから白き閃光が舞い降りた。 「流ううううう星えええええ脚ううううう!!!!!!!」 それはバージルから学んだ最高の蹴り技、白き破壊の魔獣の力を宿した脚部のデバイスで少女はグリフォンの身体を貫いた。 「ぐおおおおお!!!」 絶叫を上げて悪魔が羽根を散らしながら吹き飛ぶ、さらに氷竜の上で己が得物を構えた若き槍騎士が身体に宿った時の悪魔の力を解放する。 「時よ加速しろ! クイックシルバー発動!!」 次の瞬間その槍騎士の身体は影も捉えられぬ速さで加速し、ゆりかご上部に集った低級悪魔やガジェットを一切の抵抗を許さず斬り裂き全て瞬殺した。 驚愕に目を丸くするジェスター(アーカム)の眼前に銃型デバイスが唐突に現れた。 「随分と大きな鼻ね、なんなら2つ3つ穴を増やして風通しを良くしてあげるわよ?」 突如現れた双銃を構える少女がジェスターの顔をその銃口で捕らえた、道化は魔力を込めた拳で少女に攻撃を仕掛けるがその攻撃は少女の身体を通り抜けたまるで水面の“影”のように、しかし少女の放った魔力弾は道化の顔を捉えたのだった。 「何!?」 元の姿の司祭服に戻ったアーカムは目を見開いた、先ほど目の前にいた少女は煙の如く姿を消してはるか遠方に移動していたのだ、高速転移の形跡は無いまるで“影”のように現れそして消えたのだ。 「至近距離の顔面直撃でも倒せない…なんてタフなのよ」 少女は双銃を構え仲間達と共にバージルとはやての下に集まる、それは悪魔の力を得た若き戦士達、機動六課フォワードメンバーである。 「お前達…」 「みんな…」 「バージルさん! 八神部隊長! 助けに来ました!!!」 突然の救援に唖然とするバージルとはやてに己が鉄拳に魔獣の力を纏った少女スバルは満面の笑みで答えた。 「スバル! 挨拶は後回し、こいつらまだ潰れてないわよ!!」 銃型デバイスを構えた少女ティアナが叫ぶ、フリードの凍気で凍りついたファントムがその灼熱の魔力を高めて全身を覆う氷を溶かし始めスバルの蹴りを受けて吹き飛んだグリフォンが再び宙に舞いバージル達に狙いをつけて赤き雷撃をその身に纏う。 「どうしますかバージルさん、部隊長!?」 「お前らはこの悪魔どもを叩け、俺はあの男を斬る」 バージルはティアナにそう言い残し即座にフォースエッジ・フェイクを構えてアーカムに向かって駆けた、しかし隻眼の悪魔ボルヴェルクがそのバージルに踊る。 ボルヴェルクはこの戦いの開始早々から自身の足元に剣を付きたて戦いの行方を見据えていた、バージルが後ろのアーカムに用があると感じたボルヴェルクはバージルが単身こちらに向かって来るまで待っていたのだ。 そしてその予想は的中しかつて自分を倒した最強の悪魔スパーダの息子であるバージルと剣を交えボルヴェルクは剣を荒々しく振るう、言葉で無く剣を持ってのみ語る魔界の武侠が歓喜に剣を躍らせる。 ボルヴェルクの轟剣を斬り返し早くヴィヴィオを助けんと閻魔刀を引き抜くしかし隻眼の悪魔はその剣速を上げてバージルと互角に斬り結ぶ、その時そんな二人の間に超高速の槍の刺突が割って入る。 それは魔界馬の力で時を加速させたエリオだった、エリオはストラーダの刃でボルヴェルクの剣を受け止めて叫ぶ。 「スバルさん! 今です!!」 「ベッキー行くよ! ゾディアック!!」 スバルがベオウルフの力により強力な白い魔力弾を撃ち出しボルヴェルクの剣を受け止めるエリオに支援攻撃を出す、その光弾はボルヴェルクの顔面に直撃しその身体を吹き飛ばした。 「バージルさん行ってください! ヴィヴィオを助けに!!」 「ここは僕達が何とかします!!」 スバルとエリオが勇ましく吼える、もはやバージルがヒヨッ子と呼んだ面影は微塵も無いあるのは正義を胸に抱く誇り高き戦士の気概のみ、バージルはその二人に背を向けてアーカムに向かって駆け出し、そして静かに呟いた。 「もうヒヨッ子呼ばわりは出来んな…」 勇ましく成長した弟子の姿に魔剣士は聞こえない程度の感嘆を残し守るべき少女を救わんと刃を構え邪悪なる司祭の下に向かった。 瞬時に発動した空間転移で距離は詰まりフォースエッジ・フェイクで繰り出されたバージルの斬撃がアーカムの意識を刈らんとその首筋に真一文字に走った、しかしその一閃はアーカムが出した黄金の剣に遮られる。 「君のデバイスはこの程度かね? バージル」 「何!?」 次の瞬間バージルの身体はアーカムの黄金の剣の発した高熱の光の波動に吹き飛ばされた。 「くっ!」 「どうだね? このエクスカリバー(聖剣)の威力は、これでも絞ったものなんだがね」 「下らん名前だな…貴様にはお似合いだ」 「これでもどこぞの管理外世界のロストロギアをデバイスに改造したものなんだよ、名前はともかく威力は素晴らしいだろう?」 アーカムはそう言いながら剣を天にかざして身体に魔力を高めていく、人間ではありえない凄まじい瘴気がその五体から立ち昇る。 「君とダンテに倒された私はこの世界に飛ばされてね、君達から受けた傷が深くて元の身体は使い物にならなくなってしまったよ…だから私は変わったのだよ今度こそ人間を超えた存在に…」 その言葉と共にアーカムの身体は黒い司祭服を突き破るほどに隆起して鋭角的で攻撃的な人外のものへと変える。 「悪魔の体組織を人造魔道師の技術で培養した身体に戦闘機人と同じ身体強化とAMF併用の対魔道師戦闘能力、さらにレリックコアを埋め込んで得られた無尽蔵の魔力を持つ。人造魔道師と戦闘機人の技術を基に生まれた人造悪魔…」 そして現れたのは翼と角を持つ悪魔の身体、在りし日の“伝説の魔剣士スパーダ”を模した身体へとその身を変えたアーカムの異形の姿、それはもはや人などではなかった。 「スカリエッティの作った最強最高の改造体、開発コード“人造悪魔ディアボロス”それが今の私だよ」 自分の父の姿を模倣されバージルはその顔に怒りの感情を刻む、そしてアーカムはその手をバインドで縛ったヴィヴィオに伸ばす。 「無敵の身体に最強の聖剣そして…」 アーカムは腹部から飛び出した無数の触手でヴィヴィオの身体を自分の胴体に括り付けた。 「やだ~! おにいちゃ~ん!!」 「これが君に対する最高の盾だよバージル。君にこの子供ごと私を斬れるかね? それとも消耗した君で今の私をこの子供だけ避けて斬れるかね?」 人間としての身も心も捨て悪魔と成った闇の司祭は幼き命を盾に魔剣士にその手の聖なる剣を向けた。 「日輪脚うううう!!!!」 決闘を邪魔された怒りにより激しさを増すボルヴェルクの剣だが、鉄拳の少女スバルはベオウルフとの融合で爆発的に威力を増大させた蹴りでこれを弾き返しさらにカウンターの連撃を叩き込みその強力な蹴撃でボルヴェルクを吹き飛ばした。 「エリオはティア達の所に行って!」 「えっ!? でもスバルさん一人じゃ…」 「私は大丈夫。ティアの新しい能力は魔力消費が大きいみたいだからサポートしてあげて」 「分かりました…でも無理しないで下さいね」 エリオはそう残してファントムとグリフォンの猛攻に晒さているはやてとフォワードの下に駆けた、スバルはそのエリオに目もくれずに拳をボルヴェルクに構える、一瞬でも隙を作れば殺されるという認識がスバルの意識を敵に釘付けたのだ。 (スバルこやつを一人で相手にするのは少々厳しいぞ…) スバルの頭に自身の得物と融合した悪魔ベオウルフの声が響く。 「強いのは戦って分かったけど…何か知ってるのベッキー?」 (こやつは魔界の戦士ボルヴェルク、我と同じくスパーダに敗れた悪魔の一人。魔界の中でも最高位に属する猛者よ) 「そっか…」 (今からでも遅くは無い。一人では苦戦は必至、他の者の助力を請えスバルよ) 「それは違うよ…私は一人じゃない」 (何?) 「私のこの拳には、お母さんとギン姉のなのはさんとバージルさんの技と心があるから…だから一人じゃない。それにマッハキャリバーとベッキーが一緒なら絶対に負けないよ!」 スバルは満面の笑顔でベオウルフに答える、その瞳には一片の恐怖も怯みも無く相棒のデバイスと自分に力を貸した悪魔に対する信頼に溢れていた。 (言ってくれるわ…あのスパーダの息子を助けるのは癪だが、そこまで言われて引いては白滅の魔獣の名が泣く! 我が力存分に振るえスバル!!) 「うん!!」 そう言うと同時にスバルは最高の加速でマッハキャリバーを駆ける、魔獣を宿した鉄の拳が魔界の戦士を倒すべく閃いた。 身体を覆っていた氷の封印を灼熱の魔力で破壊したファントムはアーカムの下に向かったバージルに激しい怒りを露にして溶岩のような体液を滾らせる。 「裏切り者の血族が! 逃がさんぞおお!!」 その巨大な悪魔に両手に銃型デバイスを持った少女は射撃魔法を見舞って注意を引き付けた。 「あんたの相手は私よデカブツ!!」 双銃の少女ティアナの射撃魔法はその大蜘蛛型悪魔の強固な外殻には傷一つ付けられなかったがそれは悪魔を逆上させるには十分な効果だった。 「ちっぽけな人間風情が!!!」 「“ちっぽけ”ねえ、あんたは随分と無駄にでかい図体してるけどちゃんと筋肉以外に中身は詰まってるのかしら?」 自分を越える圧倒的な力を持つ悪魔にティアナは小ばかにしたような挑発を仕掛けた、ファントムは怒りにその目を赤く光らせその巨大な前脚の一撃をティアナに振り落とした、しかしその攻撃はティアナの身体を煙の如く通り抜ける。 「残念、ハズレよ」 その言葉と共にファントムの眼前にいたティアナの身体は陽炎のように消え去り、ファントムの頭の上に“本物”のティアナが下り立ち悪魔の無防備な頭部に魔力弾を次々と叩き込む。 実体を持つ影“アフターイメージ”を操り敵を攻撃する力この能力こそ影の悪魔ドッペルゲンガーより得たティアナの新たなる能力である、先ほどファントムに攻撃と挑発を行ったのはこの影であり本物の彼女は幻術で姿を隠し隙を伺っていたのだ。 「ぐおおおおお!! 調子に乗るなあああ!!」 ファントムは頭上のティアナを突き刺そうとそのサソリのような尾針で刺突を繰り出す、しかしその一撃は時間加速の超高速移動で駆けつけた若き槍騎士エリオ・モンディアルの刃で弾かれる。 ゲリュオンの時間加速能力“クイックシルバー”を得たエリオからすればファントムの尾針の攻撃など止まっているも同然だった。 ファントムは自分の身体の上に乗ったティアナとエリオを振り払おうと脚部に凄まじい力を集中し跳躍、十数メートルの距離を一瞬で飛び上がった、その衝撃にティアナとエリオは身体を振り落とされる、二人は落とされると同時にデバイスを構え臨戦態勢をとった。 「エリオ、あいつの外殻かなり固いわよ。並の攻撃じゃ歯が立たない、狙いは頭部周辺! 全力で行くわよ!!」 「了解!!!」 急降下の軌道を二人に定めて落下するファントムの巨体を避けながら二人は同時にその身に宿った悪魔の力を解放した。 ゆりかご上空を飛ぶ巨大なる鷲の悪魔グリフォンが魔力で作り出した赤い稲妻を放ち目の前を飛び交うはやてを落とそうと執拗に攻撃を仕掛けてくる。 「どうした人間、もう限界かああ!?」 高速で繰り広げられる空中戦にはやては大技を使う隙を見出せず苦悶の表情で回避を続ける、はやては今までの魔力、体力の消耗にリィンとの融合も限界に近づき徐々に動きを鈍らせていく。 「これで終わりだ人間。死ねええええ!!!」 グリフォンの叫びと共に雷光で作られた電撃で作られた鳥“電気分身”がはやて目掛けて放たれる、高度の追尾性能を持つ電撃の大鷲にはやては遂に致命的な被弾を受けた、その怯みを逃さずグリフォンがその鉤爪を立てて迫る。 「フリード、ブラストレイ! フリージング・ブレス!!」 若き竜召喚師キャロ・ル・ルシエの掛け声と共に氷結の獄犬の力により三つ首の氷竜となった使役竜フリードリッヒがその三つの顎から紅蓮と凍気の塊を次々にグリフォンに放ちはやてへの追撃を食い止めた。 「ぐおおおお!!」 叫びと共にグリフォンは軌道を逸らし明後日の方向に飛んでいく、悪魔の雷撃を受けふらつくはやての下にキャロが三つ首の氷竜を従えて現れた。 「部隊長! 大丈夫ですか!?」 「キャロ…私はまだ大丈夫やから、それよりまた来るみたいや」 グリフォンはフリードの攻撃に翼に穴を穿たれながらも少しも勢いの衰えぬ力強さでまた宙を舞い雷撃を纏ってはやてとキャロに迫る。 「がはあっ!!」 黄金の聖剣が繰り出す斬撃にバージルは夥しい血飛沫を上げてその身に裂傷を刻まれた、アーカムとバージルの戦いはバージルの劣勢により凄惨を極めていた。 バージルはアーカムの身体に括られたヴィヴィオの為に閻魔刀を抜けず切り札“魔人化”も使えない状態で性能面で圧倒的に劣るフォースエッジ・フェイクをもってエクスカリバー(聖剣)と切り結んでいた。 「どうしたバージル、閻魔刀を抜かないのか? 魔人化はしないのか? 出来ないだろうな~、使えばその威力ではこの子供がただではすまないからねえ」 アーカムは異形と化した悪魔の顔を醜く歪めて血に塗れたバージルに嘲りの笑みを向けた、バージルは亀裂や刃こぼれを起こして崩壊寸前のフォースエッジ・フェイクを構えてその異形の人外に未だ覇気の衰えぬ眼光を注ぐ。 「はぁっ はぁっ…下らんことばかり…ほざくな…」 「哀れだなバージル、たった一人の人間の為に力を解放する事も出来ずに消耗し続けるなど哀れすぎて笑える程だよ」 アーカムは言葉と共に高速展開でバインドを形成しバージルの脚部を拘束、転移魔法による回避を封じ、手の聖剣型デバイスに魔力を収束し高出力の魔力波動を込めて大上段に剣を振りかぶった。 その斬撃を受ければ今のバージルの防御障壁は斬り裂かれフォースエッジ・フェイクは脆く砕け散ると易く想像が付く、悪魔の身体を持つ彼なら死にはしないだろうがヴィヴィオの救出は困難を極めるだろう。 しかしその刃はバージルに届くことはなかった…炎の翼を持つ誇り高きベルカの騎士が闇の剣士の救援に舞い降りる。 「大丈夫かバージル?」 暴虐たる聖剣の侵攻を食い止めたのは炎の魔剣レヴァンティン、振るうは烈火の剣精アギトとの融合を果たした誇り高き剣の騎士、地上本部に迫る悪魔とガジェットの軍勢を殲滅し戦友(とも)の救援に馳せ参じた烈火の将シグナムである。 「スカリエッティは逮捕された、戦闘機人も全員確保済みだ。もう貴様に勝ち目は無い! 大人しく投降しろ」 聖剣と鍔競りながらシグナムは凛とした声で敵の最後の司令塔であるアーカムに投降を促した。 「その程度がなんだと言うのだね? 戦闘機人を一体でも手に入れれば、あの男のコピーは確保できる。ゆりかごが軌道上に上がればミッド地上は殲滅、管理局の艦隊も沈められよう。つまり私の勝利はまったく揺るいでなどいないのだよ」 「ならば貴様をここで倒すっ!!」 シグナムは掛け声と共に爆炎を纏わせたレヴァンティンを払い悪魔の持つ聖剣を薙いでバージルと共にアーカムから距離をとる。 「その姿は…あの融合機か?」 「ああ」 「ゼストはどうした」 「死んだ。私が斬った」 「そうか、やはり…」 バージルはかつて自分と死合った男の死に一抹の寂しさを覚えた、刃を交えた際にその死期が近いことを漠然と感じていたがもし次があるなら今度こそ邪魔無しで戦いたかったという未練が僅かに脳裏を駆けた。 「…お前の剣に敗れて死んだのならばあの男も悔いはあるまい」 バージルは一言だけ今は亡き好敵手の為の言葉を小さく吐いた。 その二人の前に聖なる剣を手に下げたアーカムが悠々と歩み寄る。 「随分とまあ人間と仲良くなったものだなバージル? 人にも悪魔にも成りきれぬ哀れな半魔の君らしい…」 「黙れえっ!!!」 アーカムはシグナムの救援に救われたバージルに再び嘲りの言葉を吐くがその言葉はシグナムの激昂に遮られる。 「その汚い口で我が戦友(とも)を愚弄する言葉を吐く事は許さん!!」 シグナムはその鋭い眼光に紅蓮の怒りを込めてレヴァンティンをアーカムに突きつけた、しかしその身に覇気こそ満ちていたがシグナムの身体は地上本部防衛の戦闘により魔力を消耗し余裕など欠片も残されていなかった。 「まだ戦えるなバージル?」 「もちろんだ、お前こそ足を引っ張るなよ」 聖なる剣を持った邪悪なる悪魔に傷ついた闇の剣士と烈火の将はその刃を向けた。 続く。 前へ 目次へ 次へ
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/1178.html
魔法少女リリカルなのは Strikers May Cry 第十五話「Devil Strikers(後編)」 溶岩の如き灼熱の体液が身体に流れる大蜘蛛の悪魔ファントムを相手に双銃を構えた少女ティアナ・ランスターと若き槍騎士エリオ・モンディアルがゆりかご上部にて凄絶なる戦いを繰り広げる。 間断なく吐きかけられる特大の火炎弾を側転で回避しながらティアナは灼熱の大蜘蛛に魔力弾を撃ち込む。 影の分身アフターイメージで倍となった火力を持ってしても強固な外殻の間を縫って決定打を撃ち込むのは至難を極める。 ティアナの疲労は限界に近づき、エリオもまた時間加速の連続使用の無理がたたり魔力・体力共に限界に達しつつあった。 「先ほどの威勢はどうした人間!?」 ファントムはその堅牢な要塞の如き巨体でティアナとエリオを圧倒し炎の息吹を吐きかける。 もはや二人に能力を自由に使う余裕は無くなりつつあり、この悪魔の業火で消し炭に変わるのも時間の問題だった。 「クロスファイアシュート!!」 ティアナはアフターイメージを発現し倍となった総数26発の誘導弾をファントムの頭部に叩き込むが貫通力に欠く彼女の攻撃では強大な上位悪魔を打倒するには至らない。 「クイックシルバー発動!!」 時間加速で一気に距離を詰めたエリオがファントムの頭上に移動しストラーダの刃を振りかぶるが彼の小さな身体はファントムの身震い一つで軽く払い落とされる。 さらに放たれた追撃の尾針の一撃を胴に受けエリオは鮮血を散らす。 「エリオ!!」 鋭い刺突に身体とバリアジャケットを裂かれて転がったエリオにティアナが駆け寄る。 「くっ…大丈夫ですよティアさん。でも一体どうしたら…」 「確かに…あいつの身体は固すぎてこっちの攻撃なんか全然効いてないしね」 その時ティアナの脳裏に先ほどのファントムの動きが蘇り、そして思いつく一つの賭け。下手をすればエリオを死なせるかもしれない危険な打開策。 (エリオこの悪魔を倒せるかもしれない作戦を思いついたわ。でも下手したらエリオが死ぬかも…) 苦渋に曇った顔でティアナがエリオに念話を繋ぐ、しかしエリオは燃えるような戦意を込めた眼光でティアナの瞳を見つめて念話を返す。 (ティアさん…僕はこの戦いが始まってから死ぬ覚悟は出来てます! それにあなたの考えた作戦で失敗する訳が無いって信じてます。言って下さい“行け”って!) (言うじゃない。それじゃあ説明するわよ……) 念話で策を伝えた二人は自身に残された最後の魔力を振り絞りデバイスを構える。 エリオは残る全てのカートリッジを使用し限界ギリギリまでのブーストでストラーダの推進器(スラスター)を暖める。 ティアナは幻術とアフターイメージを混ぜて8人まで増やした自分の身体でファントムに向かって駆け出す。 彼女の魔力では出せる影の分身はこれで最後、失敗すれば確実に死ぬだろうと易く予感させた。 「いい加減に死ねええ! 人間!!」 ファントムはその大きな顎から火炎弾を幾つも吐き出し近づくティアナに浴びせるしかし攻撃を受けたものは全て幻術で作られた幻であり爆炎の衝撃に霧散した。 そして横合いから転がり込んだティアナがファントムの眼前にクロスミラージュを突きつけ銃火を間近で浴びせかけた。 「小癪なマネをおおお!!」 ファントムは今度こそ殺せるという絶対の自信を持って尾針の攻撃を目の前のティアナに振り下ろす、しかしその時ファントムの頭上に再び彼女の声が響いた。 「また失敗ね蜘蛛さん」 ファントムの尾針の一撃は正面のティアナをすり抜ける。 ファントムの正面に飛び出たティアナはアフターイメージの影であり敵の攻撃を受けても意味は無い、そして本物のティアナはファントムの頭上を捉えた。 ファントムの眼前のアフターイメージと頭上の本物、その二つの身体でティアナは至近距離から射撃魔法の連射を叩き込む。 ファントムはティアナの身体を振り払うべくまた脚部に力を込めて大きな跳躍をみせる、これこそティアナの狙いだった。 出せる最後のアフターイメージの分身でもって尾針の攻撃を空振らせ、ファントムの頭上に乗ったのは倒すためではない、頭上の自分を振り落とすためのこの跳躍こそ彼女の狙い。 「クロスファイアシュート!!!」 ティアナは高く舞い上がったファントムに射撃魔法の集中砲火を浴びせた、これもまた敵を倒す為のものではない。 クロスファイアシュートの攻撃は落下するファントムの身体の向きを変えるためのものであり、その攻撃を受けて体勢の崩れたファントムは弱点である背を下に向けて落下する。 そしてエリオが今まで最大のブーストで高め続けたストラーダの推進力に時間加速の超高速移動を加え最強の威力を込めた刺突を解放した。 「クイックシルバー発動! スピアーアアングリフ!!!」 ティアナの攻撃で反転し無防備に晒されるファントムの背中、これにエリオの最強の攻撃が命中した。 落下するファントムの自重も加わり無慈悲にストラーダの刃は大蜘蛛の身体の中に食い込んでいく。 「ぐおおおおおお!!!」 「これで終わりだああああ!!!」 断末魔の雄叫びと共に灼熱の溶岩のようなファントムの体液が飛び散りエリオの身体に降り注ぐ。 焼ける頬やバリアジャケットを気にもとめずエリオは最後の力を振り絞り、遂にファントの身体を貫き通した。 身体に大穴を開けられたファントムの巨体が爆音と共に落下し貫かれた傷の亀裂にその巨体が砕け散り四散した。 ファントムの崩壊と同時に全身のバリアジャケットを焼け焦がしたエリオもゆりかご上部に舞い降りる。 「エリオ!」 「大丈夫です…ティアさん…それよりも早くバージルさん達を助けに…」 もはや二人の身体に戦う力など微塵もありはしない、しかし自分達の師の安否を確かめるまでまだ止まる事はできなかった。 ゆりかご上空を飛ぶ大鷲の悪魔グリフォンと空戦を交えるのは機動六課部隊長の八神はやてと氷竜フリードリッヒに乗る竜巫女キャロ・ル・ルシエ。その戦いは青き空に赤き稲妻を走らる。 空を飛び交う巨大な大鷲グリフォンが三つ首の氷竜フリードリッヒとその軌道を交錯させ熾烈な空中戦を繰り広げ、両者の放つ赤き雷撃と火球や氷塊弾がぶつかり相殺し合う。 フリードの攻撃にはやての支援砲火も加わるが上位悪魔の圧倒的なスタミナに既にはやて達は息を切らせている。 グリフォンは容赦なく二人に止めを刺そうと強力な赤い電撃の魔力弾を放出しはやてとキャロ達を攻撃した。 はやてが防御障壁で雷撃をなんとか凌ぎフリードが三つの顎から火球と凍気の魔力弾を吐き応戦、しかしその反撃を受けてもグリフォンの巨体に致命的な傷を与える事はできない。 「どないしたら…こないな速度で飛行戦を続けとったら溜めの大きな技が出せれへん…」 高速で飛行しながら雷撃と共に自分達を追いまわすグリフォンの猛攻にはやては臍を噛む思いで呟く。 「部隊長、来ます!!」 その時キャロの叫びと共にグリフォンの攻撃が再び襲い掛かり、赤い雷撃で作られた雷球が幾つも放出された。 「くっ!」 「きゃあっ!!」 電撃球を受けたはやてとキャロは容易く防御を破壊され被弾。 雷撃のダメージにバリアジャケットは焦げ付き身体の負担は限界に達しつつあった。 強烈な雷撃の損傷に顔を歪めながらはやてはキャロに念話を飛ばす。 (キャロ! 私とリィンの融合も限界や、私がなんとかあの鳥の動きを止めるから……トドメ頼んでええか?) (部隊長……分かりました!!) (ほな詳しい作戦話すよ…) 急場でこしらえた作戦を念話で伝え、はやては背中の黒き翼に魔力を高めて速度を上昇させグリフォンの前に躍り出た。 「どないしたんや! 悪魔いうても女の子一人殺せんのかい! この七面鳥モドキ!!」 はやての挑発にグリフォンの怒りは即座に沸点に達してその低い声を荒げて怒声を放つ。 「人間風情が我を愚弄するか!!!」 「うっさいわ! 熱々のローストチキンにしたるで!! はよう掛かってこんかいボケ!!」 さらに続いたはやての挑発で激情に火を注がれたグリフォンは全身に最大の雷撃を纏って空高く上昇し急降下の体当たりではやてを引き裂かんと爪を立てた。 (予想どうりや。やっぱり怒ったら最大の攻撃力で一直線に殺しに掛かる…単細胞も良いとこやで) はやては心中で呟くと同時に魔法術式を二つ構築、まずその一つ目を放つ為に球状の魔力弾を生成した。 「アイゼンゲホイル!!」 はやてがその球体を拳で叩くと同時に敵の視覚と聴覚を奪うための魔法“アイゼンゲホイル”が発動し凄まじい閃光と爆音が周囲を満たした。 視界を奪われたグリフォンは視覚を奪われてなお正確にはやて目掛けて急降下体当たりを行う。 「私の大威力魔法、これで今日はカンバンや……鋼の軛!!」 はやての言葉と共に白い魔力光で形作られた光の柱が三角形のベルカ式魔法陣から突き出す。 はやては守護獣ザフィーラの持つ最強の拘束魔法を幾重にもグリフォンに突きたてその巨体を宙に釘付けたのだ。 視覚を失った大鷲に回避する事など出来はしない。 「ぐおおおおお!!」 身体に刺さった光柱の戒めを破壊しようとグリフォンは雷撃を最高出力で発生させる。 しかしはやては身体に残された全ての魔力を駆使して鋼の軛を維持してこれに対抗した。 「今や! キャロ!!」 はやてが挑発によりグリフォンの注意を引き、鋼の軛でその動きを封じている間にキャロは自分の行使できるブースト魔法と地獄の番犬より得た凍気の全てを三つ首の氷竜と化したフリードの三つの顎に集中していた。 「我が求めるは絶対の凍結、地獄の番犬よ、その凍て付く牙、究極の凍気を今こそ見せよ…」 キャロが地獄の番犬の力により未知の新たなる呪文を紡ぎながらフリードの三つの首に極大の魔力と凍気を収束していく。 「獄・犬・咬・虐!! インフェルノ・ケルベロス・バイティング・マサカー!!!!!!」 それはケルベロスと融合したフリードの最強の技、絶対零度の凍結魔力を持つ魔力波動が巨大な氷柱を形成しながら魔界の大鷲に放たれた。 「がああああ!! 馬鹿な…この我が…人間ごときに…」 鋼の軛で動きを封じられたグリフォンが最強の凍結魔法を受けてその巨体を凍らせる、そして遂には全身を凍て付かせてひび割れたグリフォンの身体は粉々に砕け散った。 「ローストチキンやのうて冷凍保存やったな…」 はやては言葉と共にリィンとの融合を解除、フリードもケルベロスの力を顕現し続けられなくなり元の飛竜へと戻る。 「部隊長…大丈夫ですか?」 過度のブースト魔法の行使にキャロも限界を超える疲労だった、しかし二人はまだ膝を付く訳にはいかない。 「大丈夫や…それよりも…バージルさんとシグナムを助けに行かな…」 二人は、まだゆりかご上部で戦い続けているだろう魔剣士の下に疲弊した身体で飛ぶ。 禍々しい模様の施された大剣が踊り、繰り出される無数の刺突を白い手甲が美しいまでの円動作で受け流す。 大剣を繰るのは隻眼の魔界戦士ボルヴェルク、その凶刃を魔獣を宿した白き手甲で防ぐのは機動六課スターズ03スバル・ナカジマ。 魔界の武侠を相手にスバルは一歩も引かぬ絶戦を繰り広げる。 スバルは右下方から斬り上げて首を落とさんと迫るボルヴェルクの斬撃を直前の予備動作で見切り最低限身体を沈ませて回避した。 「はあああ!!!」 スバルはボルヴェルクのその怯みを逃さずベオウルフの力で強化された右のリボルバーナックルで渾身のカウンターを叩き込んだ。 ボルヴェルクはこの攻撃に僅かによろめいたが即座に大剣で斬り返しの斬撃をスバルの脳天目掛けて振り下ろす、スバルはこれを反射的に右側方に跳ねて回避。 しかしそのスバルの回避動作を読んでいたのかボルヴェルクは黒い炎を纏わせた足で蹴りを見舞いスバルの身体を吹き飛ばす。 「きゃああ!!」 ボルヴェルクは転がるスバルに追い討ちとして黒炎の魔力を3発放ち、スバルは体勢を立て直す暇も無くその追撃に晒された。 黒炎の追撃に防御を崩されたスバルにさらに魔力刃により爆発的に射程の伸びたボルヴェルクの大剣が首を刎ねようと真一文字に振るわれた。 「くっ!!」 スバルはその横合いからの斬撃をリボルバーナックルで跳ね上げてなんとか凌ぎ体勢を立て直し拳を構えて戦闘態勢を整えた。 「このままじゃラチが明かない。こうなったらバーストオシレーション…ギアエクセリオンで行くよマッハキャリバー」 <OK、MASTER> マッハキャリバーが電子音で答え、スバルは瞳を金色に変えながらIS振動破砕の発動を準備する。 その時、光と純白の羽根を散らしながらスバルの両手のリボルバーナックルの拳部分を獣の顔のような防具が覆い、白い翼が脚部・腕部・腰部から翻る。 「これは一体……ベッキーなの?」 そしてデバイスと融合した魔獣ベオウルフの声がスバルの脳裏に響く。 (貴様の絶技、負担も並ではない。微力だがこれで反動から身を守れよう) 「ベッキー………ありがとね」 その防具に頬を寄せ、スバルは静かに微笑んで自分を守るために力を貸してくれた魔獣に礼を述べた。 静かに呟いた言葉だったが、その言葉にスバルは万感の想いを込める。 (礼は奴を打ち倒してからぞスバル!!) 「うん!!」 純白の羽根が舞い散りマッハキャリバーが最高加速に備えてギアエクセリオンの翼を震わせ、スバルは強化された両手のリボルバーナックルに振動破砕の超振動を纏う。 そのスバルにもはや一片の死角も微塵の隙も無い。 両の拳に師の技と心を乗せ胸に必勝の思いを抱き、少女は白き魔獣の翼を広げ眼前の悪魔に対峙する。 スバルの纏う気迫と魔力が一瞬で別人のように跳ね上がるのをボルヴェルクは感じる。並みの悪魔ならばその圧倒的な迫力を感じれば逃げ出すだろう。 しかしこの魔界の戦士は言葉こそ発しないが胸の内に歓喜を覚える。 スパーダの息子と戦えない不満を払拭してくれる鉄拳の少女に全力で応えようと黒炎の魔力を最大出力に高める。 さながら西部開拓時代のガンマンの決闘のように両者は正面から対峙した。 二人は持てる力の全てを己が得物に振り絞る。 両者の放つ気迫と魔力に空気が歪み、ゆりかご上部の装甲が震えて軋み上げ決闘の終焉を彩る最後の曲を奏でる。 スバルとボルヴェルクの闘気はほぼ同時に頂点に達し、両者は共に正面から駆け出した。 黒い業火に包まれた悪魔の大剣が唸りを上げてスバルに最強の刺突を放つ、その剣閃にスバルは右の拳を正面から叩き付けて応える。 「ディバインバスター!!!…」 軋み悲鳴を上げる両者の得物、スバルはその負荷を気にもとめず腕に増設された翼とスラスターを最大出力で解放しディバインバスターの魔力波動に振動破砕の超振動を乗せて放つ。 「バーストオシレーション!!!!」 ベオウルフの加護を受けたそれは片手で放ったものでさえ以前の両腕のバーストオシレーションに匹敵する威力だった。 その右拳のディバインバスター・バーストオシレーションの魔力波動によりボルヴェルクの大剣は弾かれ、スバルもその衝撃と反動に体勢を大きく崩す。 だがスバルはその揺らぎをギアエクセリオンの純白の翼で無理矢理に急制動を掛けて立て直した。 スバルはその急制動の回転動作で得た遠心力を左の拳に込めて振りかぶり“本命”の一撃を先の交錯に体勢の崩れているボルヴェルクの身体の真芯に叩き込んだ。 「一撃いいいい必倒おおおおおお!!!!」 舞い散る羽根の中で左のリボルバーナックルの回転刃が唸りを上げ、融合したベオウルフの装甲が白く輝き脚部に備えられたスパイクが地面に突き刺さり身体のブレと後退を殺す。 「ディバインバスタアアアアア!!!!!!」 身体に残る魔力の全てを込めたディバインバスターの青き魔力波動が拳に収束し閃光を放つ。 「バーストオオオオオ オシレーションンンンン(爆震)!!!!!!!!」 そしてその魔力波動に振動破砕の超振動が完璧に同じタイミングで合わせて発動し、極大の青き魔力光がボルヴェルクの体を飲み込んだ。 その圧倒的な破壊力を受けてボルヴェルクの身体は微塵と散り大剣のみを残して青き空の下に消え去った。 「お母さんギン姉……また助けられちゃった…ありがとね」 スバルは左の拳を強く握り締め亡き母にそしてこの鉄拳を自分に託してくれた姉を思い一筋の涙の雫を流す。 その左の拳に宿った力はベオウルフのものだけではない、そこには母クイントの姉ギンガの想いが詰まっているのだから。 (まったく、また泣く奴があるか…) 「うん……泣き虫でごめんねベッキー」 (まあそれが貴様の性分ではしかたあるまい。しかしスバルお主力を使いすぎたのう、しばらく我の力を顕現することはできんぞ) 「大丈夫だよ。言ったでしょ? 私は一人じゃないって」 (では我のおらん間に死ぬでないぞスバル) 「分かった。約束だね」 ベオウルフの白き装甲が羽根を散らして消え去りリボルバーナックルとマッハキャリバーは元の姿に戻る。 「それじゃ早くバージルさん達を助けに行かないと!」 スバルは強大な敵と対峙し、幼い少女を救うため戦う師の下に駆け出した。 「紫電一閃!!」 烈火の剣精アギトとの融合により爆発的に威力を増した炎の刃が悪魔と成り果てた背徳の司祭を倒すため振るわれる。 悪魔の身体に括られた少女を傷つけぬ為狙うべきはその首、しかし悪魔は手にした黄金の聖剣でこの一撃を難なく受け止めた。 「素晴らしい威力だ。しかし少々物足りないな」 聖剣エクスカリバーに黄金の閃光が宿り高熱の魔力波動が放たれシグナムはその衝撃に吹き飛ばされる。 しかしアーカムが前方のシグナムを斬り返す隙を逃さずバージルが空間転移で背後に回りフォースエッジ・フェイクの刃を翻す。 バージルは魔力を込めたフォースエッジ・フェイクで最強の刺突技スティンガーを繰り出しアーカムの後頭部を狙う。 だがその刃は展開した防御障壁に防がれフォースエッジ・フェイクは刀身の先端を大きく刃こぼれを起こして弾かれる。 「無駄だ」 「がはあっ!」 アーカムが振り返り様に薙ぎ払ったエクスカリバーの一閃でバージルは防御障壁ごと身体に斬撃を刻まれ鮮血を宙に舞い散らせる。 「まったく、こうも一方的ではつまらないな」 邪悪なる悪魔より少女を救う為の戦いは闇の剣士と烈火の将の圧倒的な劣勢で展開していた。 悪魔の持つ聖剣の攻撃にバージルは血の朱を空に撒き、シグナムは背の炎翼をはためかせてよろめくバージルに駆け寄った。 「バージル! 大丈夫か!?」 「ごふっ…俺は問題ない…お前こそ力が鈍っているぞ」 「ああ…急場の融合もそろそろ限界のようだ」 満身創痍のバージルとシグナムは共に剣を構えながら息を整える。 対するアーカムはヴィヴィオを盾にした事で二人の大技を封じて傷一つさえ付いていない。 スカリエッティの最高傑作と自負したアーカムの言葉は嘘ではなかった。 身体能力・魔力共に今までの戦闘機人や悪魔とは比べられぬ程の高性能であり、高度のAMF下でその最悪の悪魔を前に二人は有効な打開策を見出せずただ疲労を蓄積する。 「さて相談は済んだかな? そろそろ終わらせてゆりかごを軌道上に上げたいのだがねえ」 アーカムはそう言うと再びエクスカリバーに魔力を込めて黄金の閃光をバージルとシグナムに向けて放った。 二人は同時に駆けてこれを回避、アーカムの側方に回りバージルは幻影剣を射出して敵の防御障壁を削り時間を稼ぐ。 (烈火、奴の動きを止められるか?) バージルが幻影剣の掃射を続けながらシグナムに念話を入れた。 (奴の防御はかなり強固だ。しかし残るカートリッジと魔力を全て使えばあるいは……だがそれでは私の融合も維持できなくなる、それでも良いのか?) (悩んでいる暇は無い……次で決めるぞ) (分かった) シグナムはバージルと視線を交錯させ互いの決意を汲み取ると彼に小さく頷き、残る全てのカートリッジを使用し己がデバイス炎の魔剣レヴァンティンに魔力を込め始める。 「邪魔だあ!!」 アーカムは数多に降り注ぐ幻影剣の刃をエクスカリバーの魔力波動で纏めて薙ぎ払った。 その瞬間バージルがフォースエッジ・フェイクを構え駆け出し、そのバージルの側方から彼を援護する為に連結刃シュランゲフォルムのレヴァンティンが炎を纏って舞う。 「何!」 前方からバージルが渾身の力を込めて斬り掛かりさらに全方位からレヴァンティンの連結刃がヴィヴィオを傷つけない為に細心の制動を掛けてその蛇の如き刃を躍らせる。 「ぬうっ!! 小癪な!!」 アーカムはバージルの斬撃をエクスカリバーで斬り返しながら周囲から襲い掛かるレヴァンティンの刃を防御障壁で防いだ。 だがその連結刃の攻撃は徐々にだが確実にアーカムの強固な防御を削っていく。 「アギト!! 全力で行くぞ、魔力を全て搾り出せえええ!!!」 (応! 烈火の剣精の底力を見せてやるぜ!!) シグナムの戦意に融合機アギトが応え魔剣の力を最高最強の状態まで高める。 そして遂にはアーカムの防御障壁を斬り裂きその身体をヴィヴィオのみを精巧に避けて斬り裂く。 その連結刃の猛攻に身体の各所を刻まれ、さしものアーカムも怯みをみせる。 バージルはその怯みを逃さず崩壊寸前のフォースエッジ・フェイクの刃にその刀身が壊れる事を覚悟して最大の魔力を込めて振るう。 「ぐぎゃああああ!!!」 アーカムの身体は強固な外殻を誇った為に切断にこそ至らなかったが、バージルは敵の四肢と頭部装甲に斬撃を見舞いその戦闘能力を奪った。 そしてヴィヴィオを拘束していた触手をすべて斬り裂き最後に放った刺突でアーカムのみを吹き飛ばし、遂にバージルは悪魔に囚われた少女を救い出した。 「ぐすっ おにいちゃあん」 アーカムへの攻撃で遂に限界を向かえ刀身が崩壊し粉々になったフォースエッジ・フェイクを手放し、バージルは悪魔の魔手から解放されたヴィヴィオを両手で抱きかかえる。 「泣くな。すぐ高町の下に連れて行ってやる」 バージルはしがみ付いて泣きじゃくるヴィヴィオを慰める。 しかしそこに禍々しい程に低い悪魔の声が轟く。 「糞共がああっ! その餓鬼を寄こせええええ!!!!!!」 傷を即座に修復したアーカムが立ち上がり魔力を込めたエクスカリバーを振りかぶりながらバージル達に迫ってきた。 ヴィヴィオを抱えて両手の塞がったバージルに、精根尽き果てアギトとの融合が解除され絶望的に戦闘力を削がれたシグナム。 その二人にゆりかご起動の鍵であるヴィヴィオを奪われ半狂乱となったアーカムが襲い掛かる。 バージルはヴィヴィオを手放し閻魔刀を抜けば戦えるだろう。 そして“魔人化”により戦闘能力を強化すればアーカムの打倒も可能だったろう。 しかしこの場で自分が全力で戦えば不安定なゆりかご上部の足場で幼いヴィヴィオがどうなるか、傍で疲弊し尽したシグナムがどうなるか分からなかった。 故にバージルのとった行動は閻魔刀を用いた応戦でも切り札“魔人化”による身体強化でもなかった。 「バージル…お前だけでもヴィヴィオを連れて逃げろ。ここは私が…」 「シグナム…」 「えっ?」 バージルは傍に立つシグナムに突然ヴィヴィオを託し、同時に彼女の耳元に今まで聞いたことの無いような優しい口調の言葉を囁いた。 「…ヴィヴィオを連れて逃げろ」 バージルはそう小さく言い残しヴィヴィオをシグナムの胸に抱かせて彼女の身体を突き飛ばした。 バージルは敵を倒す為に力を振るうのではなく、迫る敵に背を向け自分の命を捨ててでも幼き少女と掛け替えの無い仲間の身を守る道を選んだのだった。 もう後ろに聖剣での攻撃を仕掛けてきたアーカムが迫って来ている…刹那の後に俺は殺されていよう。 閻魔刀での応戦も魔人化も間に合わないだろう、だが後悔はしていない。 閻魔刀を抜き魔人化を果たして全力で戦う選択を選んでいればシグナムとヴィヴィオがどうなっていたか分からなかったのだから…。 俺の身体で刃を受ければ少しは二人を逃がす時間稼ぎになる。 後は八神たちにでも任せるとしよう、奴らならこのような異形の悪魔にも勝てるだろう。 「バージルウウウ!!!」 ヴィヴィオを抱え俺に突き飛ばされたシグナムがこちらの意図を察したのか、瞳に涙を流して俺の名を叫ぶ。 アーカムの剣が振り下ろされる寸前、俺はひどく緩やかに感じる一瞬の時間の中でこの女の顔に悲しみは似合わないと思いながら数瞬の後に来る自分の死に最後の言葉を吐いた。 「こんな死に方も悪くはないか……」 だがその死の覚悟を決めた呟きは聞き覚えのある銃声によって遮られる。 シグナムとヴィヴィオを身を挺して守り、無防備になったバージルの背中にアーカムの振るう凶刃が迫る。 その刹那、上空を一機のヘリが通過しそのハッチから赤き影が躍り出る、それはリンディがバージルの世界から連れて来た荷物、一人の男だった。 バージルがアーカムに絶命の一撃を受ける寸前。その赤き影の男は眼下のアーカム目掛けて急降下しながら白銀と漆黒の二丁の拳銃をホルスターから抜き去り銃火の華を散らせる。 「イィィィィィッヤッホウウウウウウウ!!!」 赤き影の男は楽しそうな声を上げながら魔力を込めた銃弾の雨をアーカムに降り注ぎ弾痕をその悪魔の身体に穿つ。 「ぐはあっ! 何だとおおお!!」 銃弾をたっぷりとアーカムの身体に叩き込んだ赤き影は弾痕を刻んだアーカムの前に着地すると同時に背の“反逆”の名を持つ魔剣でさらに追撃の斬撃を見舞う。 その悪魔も泣き出すような猛攻に莫大なダメージを受け、アーカムは低い呻きを漏らしながら後方に引き下がった。 「まさか!! 何故! 何故“貴様”がここにいるのだあああ!?」 「死んだ筈の兄貴から素敵なパーティーのお誘いを受けたんでね。確かに面白そうなパーティーだぜ、悪魔はともかく女がいるってのは良いもんだ」 赤き影の男は自分の後ろを振り向き、バージルとその後方にいるヴィヴィオを抱えたシグナムを見て軽い言葉を吐く。 「遅いぞ“ダンテ”」 「おいおい~別世界なんて来るの初めてなんだぜ。あんまりイジワル言うもんじゃねえよバージル」 二丁銃と魔剣リベリオンを手に最強の悪魔狩人であり、そしてバージルの双子の兄弟でもあるダンテが今ミッドチルダに下り立った。 続く。 前へ 目次へ 次へ
https://w.atwiki.jp/mayn/pages/17.html
邦楽女性板 May nスレ よくある質問 暇を見て色々追加して行くです Last Update=2009/08/10 17 16 Q:なんで部長って言われてるの( ・ω・)? A:May nはさまざまな部活動の部長をしています。 代表的なものは以下の通り。 デ部:デリーシャスな食べ物を美味しく頂く部活動、くいしんぼな方向け。 突っ込部:ボケる部長コメントにはライブ会場、生中、ブログ問わず鋭いツッコミをする部活動。 どえ部:責められるの好き!いじられるの大好きな部活動、カンノさんに放置プレイされたり、生中でえどさん"にいじられます。 ポジティ部:何があってもへこたれない前向きな部活動、倒れるなら前向きに! 番外編 チー部:シャングリ・ラ國子役高橋美佳子さんと結成した部活@ぱよぱよ 副部長:喜屋武ちあき、ANIMAX MUSIXでライブ中に就任。彼女も日々美味し糧を捜し求めてますw 部長に対して、部長ファンを部員と呼びます。 FC入会済みな方々はスタメン部員です。 ちなみにファンクラブは「ふぁんくラ部」、部活動からわかるように学校をイメージしてます。 最近は自称:鯛焼き親善大使の活動が増えてるので「鯛史(たいし)」と呼ばれる事も。 Q:スタメン部員って一般部員とどう違うの?発足直後の3月末までの先行入会の部員を指すという人も居ますが? A:スタメン部員はふぁんくラ部入部してる部員さん(ファン)の事を指します。 入会時期の早い遅いは関係ありません。 ちなみにふぁんくラ部会員向け配信のメィテレ第1回でスタメン部員のみなさ~んと部長がFC会員向け動画で呼びかけています。 早期入会部員だけがスタメン部員ならそう呼ばないですよね? 迷ったらふぁんくラ部入部してスタメン部員になってしまいましょう!会報は思ったより出来が良いです。 Q:ヤプログ時代からたびたび部長ブログに出てくる~aka~ってどういう意味? A:akaはalso known asの略です。 ◇◇aka△△なら、△△で知られる、◇◇。または◇◇通称(別名・またの名を)△△みたいな感じになります。 クラブイベント、ヒップホップ系などのフライヤーで良く使われてます。 Q:部長が新しく買ったノートパソコンは何? A:AppleのMacBookPro、13インチモデルです。 2009年6/28(日)の日記写真参照。 http //ameblo.jp/mayn-blog/image-10289439291-10204563727.html 購入は6/21(日)の日記参照。 http //ameblo.jp/mayn-blog/entry-10285067318.html 部長は作曲にシーケンスソフト+キーボード使ってるので性能の良いProを選んだと思われます、4GBモデルかも? 作詞は自宅や移動中にメモ帳、ケータイへ。(@Tunes.6/28放送) ちなみにMacBook使ってる(持ってる?)人にはビーンズ相方のまめぐさんや茅原実里さん、横山智佐さんが居ます。 けいおんの澪もw Q:部長の使ってるケータイ機種は? A:D904iを2009年8月まで2年ほど使っていましたが、8/9(日)よりF-09Aに機種変。スライドケータイがお気に入りだそうです。 こちらの日記を参照 http //ameblo.jp/mayn-blog/entry-10317629589.html Q:部長へのファンレーターなど手紙を送る場合はどうすれば良いの? A:ファンレターなどの宛先は以下の通り、基本的にプレゼントなどは受け取れませんのでご注意。寄せ書き、大きなイラストボードなどは事前に問い合わせ、了解を得た上で発送して下さい。 〒153-8660 東京都目黒区下目黒1-2-5 (株)ホリプロ気付 May n様
https://w.atwiki.jp/acfakunrenjo/pages/46.html
【Name】 cry☆sis 【Online Name】 wasuyoshi 【プレイしてる時間帯】 平日22時~24 休日も同じ 【主な機体構成】 fa 中2をメインに使ってます。武器はグレとか突ライとか Ⅴ 中2メインでときどき重逆 武器はKARASAWA・バトライ・ライフルなど 【得意なこと】 fa フワフワする事 Ⅴ KARASAWAでの打ち逃げ 【苦手なこと】 fa&Ⅴ タンクの相手、砂 fa ミサイル,上に行かれる事 Ⅴ 打ち合い、セントリー(ミサイル) 【訓練内容などの要望】 タイマンだけでなく、チーム戦・乱戦の戦い方も身に付けて行きたいです。 【自己紹介】 なかなか勝つことができない粗製です。 でもいずれは強くなって、脱・粗製をしたいです! もし見かけたら相手してやってください。